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昨今の子どもたちを取り巻く環境は、核家族の中で親と子(子どもと家庭)の結びつきが希薄になり、親は子どもを育てる自身がつかめず、親子関係が疎遠になっている危惧すべき状況にあります。さらに少子化、地域との関わり、遊びの変化などにより、家庭以外での人との交流も不足しているように感じられます。この状況を打破し、閉塞状況にある「家庭こどもたち」のために役立ちたいという想いがNPO(特定非営利活動法人)「熊本元気っ子クラブ」の活動の根幹となっています。子どもたちが当クラブで行っている様々な体験活動を通じて、人として生きていく基本的な生活習慣を身につけ、人間性を高めることに役立ちたいと考えています。
先般の中央教育審議会が公表した「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の報告でも、教育の基本的方向として、こどもの「生きる力」を育むことを重視しています。即ち、家庭・学校・地域社会、三者バランスのとれた教育を通じて、心の「ゆとり」を確保し、子どもの「生きる力」を育もうというのが報告の大きな柱となっています。 これまでにも「熊本元気っ子クラブ」では、子どもの「生きる力」を育むために様々な体験活動、子育てに役立てていただこうと子育てセミナー等を行ってきました。そして2003年6月から、現在大きな家庭に少しでもお役に立てればと、子ども支援センター「ふりーだむ熊本」を開設し活動を始めました。
これからも臨床心理士の先生方や精神科医の先生方のご協力をいただき、微力ながらこの社会にお役に立つことができればと考えています。 |
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| 子ども支援センター「ふりーだむ熊本」にはNPO熊本元気っ子クラブの事務局を設置し、ピアの会の活動拠点として不登校の子どもやその保護者とのカウンセリング、不登校の子どもの居場所、また保護者対象の子育て勉強会の場として使用しています。また将来的には、熊本の不登校関連ネットワークの拠点として機能していきます。 |
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今の不登校対応で心配されることは、適切かつ柔軟な対応を行えなかった為に、事態が深刻になってしまうということです。大切なことは"柔軟な対応のできる場""気軽に相談できる場"があることです。 当「ふりーだむ熊本」では公立学校を退職し、長期にわたって不登校問題に取り組んできた専任スタッフが常駐し、保護者や子ども本人と相談し、柔軟な対応(「ふりーだむ熊本」でカウンセリングを行いながら預かったり、必要であれば臨床心理士のカウンセリングを行い本人の状況に合う対応をとるなど)を行います。 |
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大野 敏子 (学校心理士) |
熊本大学教育学部卒業後、公立中学校の養護教師として「不登校と」関わる。 |
副島 靖英 (日本アドラー心理学会会員) |
熊本大学法学部国文科卒業後、公立中学校の教師として「不登校」と関わる。在職中は熊本大学の非常勤講師としても教鞭をとる。 |
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浦野 エイミ (臨床心理士) |
教育委員会スクールカウンセラー |
植村 孝子 (臨床心理士) |
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不登校の子どもにとっては、まずカウンセリングなどによる心のケアが必要です。ただ現実的には、学校に通えるようになっても教室での授業があります。不登校の子どもが精神的に立ち直っても、学力面が壁となり、本当の意味での自信を取り戻すまでにはいたりません。そのために自信の持てる学力は欠かすことのできない重要な要素になると思われます。 |
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| 学習スタイルは一人の先生対一人の子ども、一人の先生対2〜3人の子ども、個別指導や集団授業と子どもにあわせて学習指導や集団授業と子どもに合わせて学習指導を行っていきます。いろいろなスタイルをとりながら精神面のケアと学力生活に戻ることができる子どもになってもらいたいと思います。また、現在では、「ふりーだむ熊本」に通館した日数をそれぞれの子どもの出席日数として取り扱っていただいている公立学校もあります。 |
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不登校の子どもの対応として、作業療法は有効な手段のひとつといえます。不登校の子どもの場合、最初から人とコミュニケーションがとれればなんの問題もないわけですが、実際はそうではありません。「ふりーだむ熊本」では、コミュニケーションをとりながら達成感も同時に満たすことのできる(自信を取り戻す)手法として、革細工などの作業療法を取り入れてます。 |
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| また「ふりーだむ熊本」は、関連施設として久木野村に「童夢館」という宿泊できる研究施設があります。現在その施設を利用して野外体験プログラムを実施しています。そういう活動とのタイアップを図りながら、様々な学年の子どもたちとの共生で少しずつ対人関係やコミュニケーション能力を育てていきます。 |
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今の不登校対応で心配されることは、適切かつ柔軟な現在の子育て環境は、核家族化が進み少子化の時代になり、地域とのコミュニケーション不足も増えています。そのため子育ての悩みを少しでも解消するための「子育て勉強会」を開催しています。乳幼児における「子育て勉強会」や思春期における「子育て勉強会」など、その状況に応じた勉強会を開催していきます。 |
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| また勉強会とは別に教育講演会という形で、各著名人に「子育て」という枠の中で講演していただきます「子育て勉強会」は可能な限り全員参加型の双方向性の勉強会にします。 |
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【2001.9月】教育講演会
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| 講師: |
斎藤 学 テーマ:子どもの真実、家族の病理 |
【2001.10月〜2002.3月】子育てセミナー研修会
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| 講師: |
春木 進・小野 登美子・大野敏子・赤星 香世子
浦野エイミ |
【2002.3月】教育講演会
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| 講師: |
苅谷剛彦 テーマ:教育革命の課題 |
【2003.8月18日〜20日】不登校サポート研修会
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| 講師: |
緒方 明・大野敏子・副島靖英・浦野エイミ・植村孝子 |
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| 体験活動の拠点として、阿蘇・久木野村に「童夢館(どうむかん)」を設置し、子どもたちの自然とのふれあいの場、子ども同士のコミュニケーションの場、子どもたちの自立の場として利用しています。 |
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